出来るだけ歯を抜かない・痛みの少ない 予防矯正(咬合誘導・口腔機能訓練)を

誰しも、大切な可愛い我が子に辛い思いはさせたく無いものです。
乳歯列完成時期からの「口腔育成」(むし歯も不正な噛み合わせも無い状態に育てていくこと)に取り組むことが、大切かと思います。

ブラケットcimg1392

上の図のようなブラケットを装着する事により、奇麗な歯並びと良い噛み合わせを作る事はできますが、多くの患者様の感想の中に、「痛い」「歯ブラシが大変!」という声を多く聞きます。

ブラケット治療を全くしない訳ではありませんが、お子様が小さいうちから、歯並びの管理をさせていただく事により、
痛みがなく、違和感がなく、キレイな歯並びと噛み合わせに誘導してく事が可能であると思っています。
3歳で乳歯はほとんど萠出し終わりますが、綺麗な歯並びであれば問題です。
勿論、乳歯のときからデコボコ(1%)があるのはもっと問題です。

 

通常乳歯列は、発育空隙と言って、図のようなスペースがあるのが正常です。

なぜなら、永久歯の方が乳歯よりも大きいので、スペースの無い綺麗な歯並びですと、将来、叢生(乱杭歯=デコボコのはならび)になる可能性が高いからです。予防矯正は早ければ早い程、お子さんにとってメリットがあります。

かと言って、1歳からでは治療が不可能ですので、せめて自我が目覚める頃の2、3歳くらいから開始するのが良いでしょう! 最初から下図のような器具は使いません。食育と言う言葉をご存知と思いますが、食事環境を見直します。お口を正しく使う。の位置や使い方、口呼吸ぽかん口の改善等の家庭内トレーニングを始めます。そして、顎が良い発育をしていれば、継続していただきます。4歳ぐらいで装置を使用する必要があると判断しましたら、別ページで紹介している柔らかい材質の装置(型取りはしません)で、咬合育成を目的としたプログラムトレーニングを開始します。前歯の交換時期になり、積極介入が必要な場合に下写真の器具を使用し萌出スペースを作ります。(1期治療

 

下顎拡大装置スペースがあるのが正常%e5%90%84%e5%8b%99%e5%ba%8a%e7%9f%af%e6%ad%a3

お子様の歯並びと健康の為、そして輝くような笑顔の為、坂詰歯科医院では「予防矯正」に取り組み、お子様の歯並びに悩んでおられる親御様の味方でありたいと考えております。

お子様の歯並びが気になるお父様、お母様は是非ご相談下さい。